![]() 猿の惑星 |
《Story》 時は2029年。スペース・ステーション、オベロン号から惑星間の偵察のために偵察ポッドで飛び立ったチンパンジーのパイロット、ペリクリーズが、途中で姿を消すと同時に交信不通となってしまう。 ペリクリーズを追って宇宙へと飛び出した宇宙飛行士レオ・デイビッドソン(マーク・ウォルバーグ)もまた消息を絶ってしまった。 意識を失っていたレオが気づいたのは、落下するポッドの中だった。熱く燃え上がったポッドからどうにか脱出した彼を待っていたのはどうにか脱出した彼を待っていたは、逃げ惑う原始的な人間たちと、驚くべきことに人間を捕獲しようとする、言葉を話す猿たち。ふたつの太陽が輝くその謎の惑星は知性を持った猿に支配され、人間はその奴隷として扱われていたのだ! レオはなんとか猿の支配下から逃れ出て、救助されることを願いながらオベロン号を捜し始める。故郷・地球へ戻りたいと願うレオ。彼にはこの星の人間にはない知性と、軍人としての統率力があった。そんな彼の先端知識や信念に、人間はもとより、少数の猿たちも影響されていく。そしてレオは自由を求めるこの星の人間たち、そして猿と人間の平等を理想とする一部の猿たちのために立ち上がる。彼はその知識と信念で巨大な人間の反乱軍のリーダーとなる。彼らの目の前にあるのは、自由もしくは滅亡。そのふたつだけだった。 そして、レオはとてつもなくショッキングな“発見”をする。それは、信じられないほど過酷な、この世界の変貌だったのだ! 《Review》 やっぱり“猿”のメイキャップはスンゴイ、これは必見です!!映像も見ごたえ十分で楽しめる映画になってます。ただ・・・ティム・バートンらしさを期待した人にはちょっと期待はずれかも??(私もその一人でしたが・・・)ティム・バートンのいつもの毒の利いたセンスがあまりないんだよねぇ。『スリーピィ・ホロウ』なんかイイ感じだったんだけど・・・意外にフツウのセンスでまとまりのある映画になっちゃってます。良質のエンターティメントって感じですね。映画としては面白い。でもせっかくティム・バートンが作るんだったら・・・って思っちゃいますね。 役者はというと、ティム・ロスはイイ役者なので、“猿”になってもイイですね。自分なりに工夫しているのが感じられて他の“猿”とはちょっと違う!あとはまぁみんな似たり寄ったりですね。もっともみんな“猿”なんでただでさえ似たり寄ったりなんですけどね・・・。だから基本的には、ティム・ロス以外は誰でもイイかなぁって感じがします。 まぁとにかく、スケールも大きく誰でも漏れなく楽しめる映画にはなってるので、観て損はないでしょう。 |